最近、ちょっと不思議に思ったことがあるんですよ。顔って、わりと守りますよね。化粧水をつけたり、乳液を塗ったり。人によっては美容液やクリームまで使っている人もいると思います。少なくとも「顔は乾燥するとマズい」という意識は、なんとなく多くの人が持っている気がします。
でも、ここでふと思ったんです。身体って、ほとんど何もしなくないですか?
風呂から出たらタオルで拭いて終わり。そのまま服を着て終了。ボディクリームを塗るわけでもなく、保湿するわけでもなく、わりと普通に放置。顔にはあれだけ気を使うのに、同じ皮膚なのに身体はノーガード。この差、よく考えるとちょっと不思議ですよね。
実はこれ、自分だけじゃなくて、多くの男性がやっている“当たり前の習慣”だったりします。今回はそんな 「なんで顔だけ保湿するのに、身体はそんなにしないの?」 という、素朴だけど意外と考えると面白い話をしてみたいと思います。
顔は毎日ケアするのに、身体はほぼ放置という現実
顔のケアはいつの間にか習慣になっている
考えてみると、顔のケアってわりと習慣になっている人が多いですよね。洗顔して、化粧水をつけて、場合によっては乳液やクリームを塗る。昔はそういうことを全くしなかった人でも、40代や50代になってから「ちょっと乾燥が気になるな」と思って、化粧水くらいは使うようになったという話はよく聞きます。
実際、顔って乾燥するとすぐわかるんですよね。洗顔したあとにつっぱったり、冬になるとカサカサしたり、ヒゲ剃りのあとにヒリヒリしたり。鏡を見る機会も多いので、「あれ?なんか調子悪いな」と気づきやすい場所でもあります。だから自然と「ちょっと保湿しておこうかな」という気持ちになるんだと思います。
身体になると急にケアが雑になる
ところが身体になると、急に扱いが雑になるんですよね。風呂から出たらタオルで拭いて終わり。そのままパジャマや服を着て終了。ボディクリームを塗るわけでもなく、保湿を意識するわけでもない。男性の場合、身体のスキンケアまでしている人はかなり少ない印象です。
自分も長い間そうでしたし、周りの男性の話を聞いてもだいたい同じです。顔には化粧水をつけるのに、身体は完全に放置。この差って、よく考えるとちょっと不思議ですよね。
顔も身体も同じ皮膚のはずなのに
でも冷静に考えてみると、顔も身体も同じ皮膚なんですよね。乾燥する条件だって基本的には同じです。お風呂に入って皮脂が落ちて、タオルで拭いて、水分が蒸発していく。その流れは顔も身体も変わらないはずです。
それなのに、なぜか顔だけは守る。身体はほぼノーガード。この差は、男性のスキンケアを考えるうえで、ちょっと面白いポイントだったりします。
なぜ顔はケアして、身体は放置するのか
顔は毎日鏡で見るから気になる
おそらく一番大きな理由はこれだと思います。顔は毎日鏡で見るからなんですよね。
朝起きて洗面所に行けば鏡がありますし、ヒゲを剃るときも鏡を見る。仕事前にちょっと顔をチェックする人もいるでしょうし、最近はスマホのカメラで自分の顔を見ることもあります。つまり、顔は一日に何回も目に入る場所なんですよね。
だからこそ、ちょっと乾燥していたり、肌が荒れていたりするとすぐ気づきます。「なんかカサカサしてるな」「ちょっと調子悪いな」と感じれば、自然と保湿しようかなという気持ちになります。人に見られる場所でもありますから、なおさら気になるわけです。
身体は服で隠れるし、あまり見ない
一方で身体はどうでしょう。自分で見る機会って、実はあまり多くないんですよね。風呂に入るときくらいは見ますが、それ以外の時間はほとんど服に隠れています。
腕や足の乾燥なんて、よほどひどくならない限り気づかないことも多いですし、背中なんて自分ではほとんど見えません。つまり「見えないから気にしない」という状態になりやすいわけです。
顔は鏡で毎日チェックする場所。身体はほとんど見ない場所。この違いが、ケアの差につながっているのかもしれません。
男性はそもそもボディケアの習慣がない
もう一つ理由があるとすれば、そもそも男性にはボディケアの習慣があまりないということかもしれません。
女性の場合はボディクリームやボディローションを使うのがわりと普通ですが、男性はそこまで意識していない人が多いですよね。お風呂上がりに身体に何かを塗るという文化自体が、あまり広がっていない気がします。
その結果、顔には化粧水をつけるけれど、身体はタオルで拭いて終了。これが男性の「標準パターン」になっているのかもしれません。
でも実際のところ、乾燥しやすいのは顔だけではありません。むしろ身体のほうが、気づかないうちにカサカサになっていることも多かったりします。
実は乾燥しているのは身体のほうだったりする
すねやひじは意外と乾燥しやすい
顔の乾燥は気になりますが、実は身体のほうが乾燥しやすい場所も多いんですよね。代表的なのが すねやひじ です。
冬になると、すねが白っぽく粉を吹いたようになることありませんか?ズボンを脱いだときに「あれ?なんか粉っぽいぞ」と気づく人もいると思います。これ、まさに乾燥している状態なんですよね。
ひじも同じで、気づかないうちにカサカサになっていることがあります。顔は毎日触りますが、ひじってあまり触らない場所なので、意外と状態に気づきにくいんですよね。
背中や腰は乾燥しても気づきにくい
もうひとつ厄介なのが 背中や腰 です。このあたりは自分の目で見ることがほとんどできません。だから乾燥していても気づかないまま過ごしていることも多いんですよね。
冬になると背中がかゆくなる人もいますが、それも乾燥が原因のことがよくあります。服が擦れたり、汗が蒸発したりすることで、肌の水分がどんどん奪われてしまうんです。
それでも顔ほど気にしないのは、単純に見えないからなのかもしれません。
気づいたときにはけっこうカサカサ
身体の乾燥って、気づいたときには「思っていたよりカサカサだった」ということもあります。すねが粉を吹いていたり、かかとがガサガサになっていたり、ひじが少し黒ずんでいたり。
顔は日常的にケアするので大きく悪化する前に対処できますが、身体は放置されやすいぶん、気づいたときにはそれなりに乾燥が進んでいることも多いんですよね。
こうして考えると、顔だけを守って身体を放置するというのは、ちょっと不思議なバランスなのかもしれません。実際には、身体のほうが乾燥の影響を受けやすい場所も多いわけですから。
顔と身体で皮膚の厚さは違うらしい
顔の皮膚はかなり薄いらしい
調べてみると、顔と身体では皮膚の厚さがけっこう違うらしいんですよね。
特に顔はかなり薄いと言われています。場所によって違いはあるみたいですが、顔の皮膚はだいたい1〜2mmくらいと言われることが多いようです。さらに目のまわりなんて、もっと薄いらしいです。
つまり、顔の皮膚って意外とデリケートなんですよね。乾燥したり、刺激を受けたりすると、すぐ影響が出やすい場所でもあるみたいです。
身体は場所によってかなり厚い
一方で身体の皮膚はどうかというと、場所によってかなり厚さが違うそうです。
例えば、背中や太ももなどは顔よりかなり厚いと言われています。逆に、ひじやすねなどは乾燥しやすい場所でもあるらしく、年齢とともにカサカサしやすくなる人も多いそうです。
あと有名なのが 足の裏。ここは身体の中でもかなり皮膚が厚い場所らしく、だからこそガサガサのかかとになったりするんですね。
だから顔のケアばかりになるのかもしれない
こういう話を知ると、なんとなく理由が見えてくる気もします。顔は皮膚が薄くてデリケート。しかも鏡で毎日見る場所。だから自然とケアする習慣ができる。
一方で身体は皮膚が比較的厚くて、しかも普段あまり見ない。だからつい放置してしまう。
もしかすると、顔だけ保湿する習慣って、こういう理由も関係しているのかもしれません。
顔は皮脂が多く、身体は意外と少ないらしい
顔は皮脂が多い場所らしい
皮膚の話をもう少し調べてみると、もう一つ面白いことがあるみたいです。顔は身体の中でも皮脂が多い場所らしいんですよね。
特に額や鼻のあたり、いわゆる「Tゾーン」は皮脂が出やすいと言われています。だからテカったり、ニキビができたりすることもあります。
若い頃はこの皮脂が多いせいで、逆にベタベタして困ることもありますよね。でも年齢を重ねると、この皮脂も少しずつ減っていくそうです。そうなると今度は乾燥しやすくなる、というわけです。
身体は皮脂が少ない場所が多い
一方で身体はどうかというと、顔ほど皮脂が多くない場所が多いらしいんです。特にすねや腕、背中などは皮脂が少なめの場所と言われることがあります。
皮脂というのは、簡単に言えば肌の表面を守る油のようなものです。これがある程度あると、肌の水分が逃げにくくなるそうです。
でも身体はその皮脂が少ない場所も多いので、風呂で洗ったあとなどに乾燥しやすくなることがあるみたいです。
だから身体はカサカサしやすいのかもしれない
こういう話を聞くと、ちょっと納得する部分もあります。身体は皮脂が少ない場所が多いのに、顔ほどケアされない。しかもお風呂でしっかり洗うので、皮脂も落ちやすい。
その結果、気づかないうちに乾燥してしまう。すねが粉を吹いたり、背中がかゆくなったりするのも、こういう仕組みが関係しているのかもしれません。
もちろん全部がこの理由だけとは限りませんが、顔と身体の扱いが違う理由の一つとして、こういう違いもあるのかもしれませんね。
海外ではボディケアはわりと普通だったりする
海外ではボディローション文化がある
日本では「スキンケア」と言うと、だいたい顔のことをイメージする人が多いですよね。化粧水、乳液、クリーム。どれも基本的には顔に使うものとして考えられています。
でも海外では、もう少し考え方が違うことも多いんですよね。ボディローションやボディクリームをお風呂上がりに塗るというのが、わりと普通の習慣だったりします。
ドラッグストアに行くと、大きなボトルのボディローションがずらっと並んでいたりしますし、家族で使うという話もよく聞きます。顔だけ特別にケアするというより、身体全体の保湿をするという感覚に近いのかもしれません。
日本は顔中心のスキンケア文化
一方、日本はどちらかというと顔中心のスキンケア文化ですよね。テレビCMや広告を見ても、化粧水や美容液の話はたくさん出てきますが、ボディケアの話はそれほど多くありません。
特に男性向けの商品になると、さらに少なくなります。「洗顔料」とか「化粧水」はあっても、「ボディクリームを毎日塗ろう」という話はあまり聞かない気がします。
だからこそ、顔はケアするけど身体は放置という状態が、自然と当たり前になっているのかもしれません。
男性は特に身体ケアをしない傾向がある
さらに言うと、男性の場合はその傾向がもっと強い気がします。女性はボディクリームやボディミルクを使う人も多いですが、男性は「そこまでやらなくてもいいかな」と思ってしまう人が多いんですよね。
自分も長い間そうでした。顔には化粧水をつけるけれど、身体に何かを塗るという発想はほとんどありませんでした。
でも考えてみれば、顔と身体は同じ皮膚です。乾燥する条件だって同じ。そう考えると、身体のケアももう少し意識してもいいのかもしれません。
50代になって気づいた「身体ケアの大切さ」
若い頃は気にならなかった乾燥
正直なところ、若い頃は身体の乾燥なんてほとんど気にしていませんでした。風呂に入って、タオルで拭いて、それで終わり。それでも特に困ることはなかったんですよね。
多少乾燥していたとしても、かゆくなるわけでもないし、粉を吹くわけでもない。だから「身体の保湿」なんて、ほとんど考えたこともありませんでした。
でも、50代に入ってから少し状況が変わってきました。
すねや背中がかゆくなることが増えた
冬になると、すねが妙にかゆくなることがあるんですよね。気づくと無意識にポリポリ掻いていたりして、「あれ?なんでこんなにかゆいんだろう」と思うことが増えてきました。
背中も同じで、なんとなくムズムズすることがあります。服が擦れると余計に気になったりして、「あれ、これ乾燥してるのかもな」と思うようになりました。
若い頃はほとんど感じなかったこういう変化が、年齢とともに少しずつ出てくるんですよね。
身体も顔と同じ皮膚だった
当たり前の話なんですが、顔も身体も同じ皮膚なんですよね。顔は乾燥したら保湿するのに、身体は何もしない。よく考えると、ちょっと不思議な扱いです。
実際、すねやひじ、かかとなんかは顔より乾燥しやすい場所でもあります。それなのに、ずっと放置していたわけですから、かゆくなったりカサカサしてくるのも当然なのかもしれません。
こうして考えてみると、「顔だけ守る」というのは少し偏ったスキンケアだったのかもしれないな、と最近になって思うようになりました。
顔だけじゃなく、身体も少しだけ守ればいい
全部やろうとすると続かない
ここまで書いておいてなんですが、「じゃあ今日から身体も全部しっかり保湿しましょう」と言われると、ちょっと面倒に感じる人も多いと思います。正直、自分もそうです。
顔のケアだけでも、最初はなかなか習慣にならなかった人もいるはずです。それなのに、身体まで完璧にケアしようとすると、たぶん長続きしません。
スキンケアって、結局は続けられるかどうかが大事なんですよね。
とりあえず乾燥しやすい場所だけでもいい
だから身体のケアも、最初から全部やろうとしなくていいと思います。とりあえず乾燥しやすい場所だけでも十分です。
たとえば すね、ひじ、かかと。このあたりは特に乾燥しやすい場所ですし、冬になるとかゆくなりやすいところでもあります。風呂上がりに、ほんの少しクリームを塗るだけでも、意外と肌の状態は変わってきます。
全部きっちりやろうとすると大変ですが、こういうポイントだけならそこまで手間でもありません。
顔と同じように、身体も少し守ってあげる
顔のケアは「当たり前」になっている人も多いと思います。でもよく考えてみると、身体も同じ皮膚なんですよね。乾燥する条件も同じですし、年齢とともに弱くなっていくのも同じです。
だから顔だけ守って、身体を完全に放置する必要はないのかもしれません。ほんの少し意識してあげるだけでも、肌の調子は変わってくるものです。
顔のケアが習慣になっている人なら、そのついでに身体も少しだけ守ってあげる。そんな感覚で十分なんじゃないかなと思います。
まとめ
顔のスキンケアって、わりと当たり前になっていますよね。洗顔して、化粧水をつけて、場合によっては乳液やクリームも使う。少なくとも「顔は乾燥させないほうがいい」という感覚は、多くの人が持っていると思います。
でも改めて考えてみると、身体のほうはかなり放置されていることが多いんですよね。風呂から出たらタオルで拭いて終わり。そのまま服を着て終了。顔にはいろいろ塗るのに、身体には何も塗らない。よく考えると、ちょっと不思議な習慣かもしれません。
調べてみると、顔は皮膚が薄くてデリケートだったり、皮脂が多い場所だったりするそうです。一方で身体は場所によって皮脂が少なく、乾燥しやすい部分もあると言われています。それなのにケアは顔中心。このバランスは、ちょっと偏っているのかもしれません。
とはいえ、身体のケアを完璧にやろうとすると、正直ちょっと面倒ですよね。なので無理に全部やる必要はないと思います。とりあえず、乾燥しやすい すね、ひじ、かかと あたりだけでも、風呂上がりに少し保湿してみる。それだけでも肌の感じはけっこう変わることがあります。
顔と身体は、結局どちらも同じ皮膚です。顔だけ守るのもいいですが、身体もちょっとだけ気にしてみる。そんな程度でも、50代の肌にはけっこう大事なことなのかもしれません。





