40代ぐらいからだったと思う。
顔が突っ張るとか、粉を吹くとか、そういう「分かりやすい異変」が少しずつ出てきたのは。
当時はまだ他人事で、「まあ歳だよな」「そのうち戻るだろ」くらいにしか思ってなかった。
で、気づいたら今は50代ですけど……w
世間を見ると、男のスキンケアについては情報が山ほどある。
化粧水はこうしろ、乳液はこうだ、朝と夜はこれを使え、順番が大事、成分がどうだ。
たしかに、言ってることは正しいんだと思う。
ちゃんと全部やれば、きっと肌は良くなる。
でもさ、正直めんどくさくない?
こっちは別にイケおじになりたいわけでもないし、若返りたいわけでもない。
ただ、毎日の生活の中で「なんか不快だな…」って時間を、少し減らしたいだけ。
風呂上がりに顔が突っ張るとか、朝起きた瞬間にカサカサするとか、そういうやつ。
それなのに、スキンケアの話になると、いつの間にか「ちゃんとやらなきゃ」に囲まれる。
毎日続けろ、習慣にしろ、やらないと意味がない。
その時点で、もう気持ちが折れる。
だから俺は考え方を変えた。
毎日じゃなくていい。
サボってもいい。
1日やって3日休んでも、また思い出して塗れば、それは「続いてる」でいい。
この記事は、40代くらいから肌の不快感が気になり始めて、
今50代になったおっさんが、「スキンケアを頑張らない方向」で辿り着いた話。
きれいになる話じゃない。
モテる話でもない。
ただ、少しラクに生きるための話だ。
実はこれ、顔のスキンケアでもまったく同じで、
俺が「とりあえず化粧水でいいじゃん」と割り切れた話は別の記事で書いてる👇
40代・50代男性のスキンケアがめんどくさいのは普通
まず前提として言っておきたいけど、40代・50代の男性がスキンケアをめんどくさいと思うのは、ごく普通だと思う。サボってるからでも、意識が低いからでもない。ただ単に、優先順位が低いだけだ。
仕事があって、家のことがあって、体は年々疲れやすくなって、夜は早く横になりたい。風呂に入ったら一日の体力はほぼ使い切ってる。その状態で「よし、化粧水、乳液、美容液…」なんて、正直無理がある。めんどくさいと思うほうが自然だ。
それに、俺たちが若い頃って、男がスキンケアする文化ほぼ無かった。水で顔洗って終わり、ひどい時はタオルでゴシゴシ擦って終了。それで何とかなってた時代を長く生きてきた。その感覚が体に染みついてるんだから、いきなり切り替えろって言われても難しい。
世の中では、「40代からのスキンケアが大事」「男もケアする時代」ってよく言われる。でも、その情報の多さが逆にハードルを上げてる気がする。あれもダメ、これも足りない、やり方が間違ってる。聞けば聞くほど、「もういいや」ってなる。
そもそも俺たち、別に肌を褒められたいわけじゃない。ツルツルになりたいわけでもないし、清潔感で勝負したいわけでもない。ただ、「なんか不快」なのが嫌なだけ。突っ張る、かゆい、粉を吹く、ヒリつく。そういう地味だけど確実にストレスになるやつを、少し減らしたいだけだ。
なのにスキンケアの話になると、いつの間にか「ちゃんと続けろ」「毎日やれ」「習慣化しろ」になる。この「毎日やらなきゃ意味がない」って空気が、40代・50代男性にとって一番しんどい。忙しい日もあるし、忘れる日もあるし、正直やる気が出ない日もある。それを全部「ダメ」扱いされると、最初からやる気を失う。
だから、めんどくさいと思ってる自分を否定しなくていい。それは怠けじゃなくて、生活にちゃんと根ざした感覚だと思う。問題は「めんどくさいから何もしない」で止まってしまうことだけで、考え方さえ変えれば、もう少し楽な落とし所はある。
続けるって、毎日やることじゃなくてもいい。やれた日がたまにあれば、それで十分。40代・50代のスキンケアは、気合じゃなくて妥協点を探す作業だと思ってる。
俺たちがスキンケアに挫折する理由
毎日やれ、がハードル高すぎる
スキンケアが続かない最大の理由は、最初から「毎日やるのが当たり前」みたいな顔をしてくるところ。風呂上がりに化粧水、朝も洗顔後に化粧水、乳液、その順番がどうこう……いや無理だろ、って話。40代50代の生活って、もう毎日がフル装備なんだよ。仕事、家のこと、体の疲れ。風呂から上がった瞬間に考えてるのは「早く座りたい」「もう今日は終わらせたい」、それだけ。そこで「さあ、スキンケアタイムです」って切り替えられるほど、俺たちは意識高く生きてない。
一度サボると「もういいや」になる構造
問題なのは、1日でも抜けると一気にやる気が崩壊するところ。昨日塗らなかった、今日も忘れた。この時点で頭の中はもう「続かなかった=失敗」。するとどうなるか。「どうせ俺には無理」「やっぱスキンケア向いてない」で終了。これ、意思が弱いんじゃなくて、そうなるようにできてる構造が悪い。スキンケア界隈、1回サボっただけで容赦なく脱落者扱いしてくる感じ、地味にきつい。
完璧主義が一番の敵だった話
そして最後に出てくるラスボスが完璧主義。最初だけはやる気満々で、高めの化粧水を買う。レビュー読む。使い方も確認する。その日はちゃんと塗る。でも1週間後には「あれ?もうこんなに減ってる」「これ毎日続けるのしんどくない?」ってなる。そこからは使用量をケチり始め、回数が減り、最終的には棚の奥でホコリをかぶる。俺もこれ何回やったか分からない。今思えば、最初から本気出しすぎて自滅してただけだった。完璧を目指した瞬間に、続けるルートから外れてた。
「続ける」の認識を変えてみたら、気が楽になった
正直な話、俺はずっと「続ける=毎日やること」だと思ってた。世間もそう言うし、どの記事を見ても「毎日欠かさず」が前提になってる。でも40代、50代の生活でそれって現実的じゃない。仕事でクタクタの日もあれば、風呂入ったらもう限界の日もあるし、スマホ触ってるうちにそのまま寝落ちする日だって普通にある。そんな中で「今日は塗らなかったから失敗」「三日坊主だ」と自分にダメ出ししてたら、そりゃスキンケア自体が嫌いになる。
で、ある時ふと思った。「これ、続けるの定義がおかしくないか?」って。毎日じゃなくてもいいんじゃないか。1日やって3日休んで、また思い出した日にやる。それでも“やっている事実”は消えない。途中で空白があっても、戻ってきてるなら、それはもう続いてるでいいんじゃないか。そう考えることにした。
週に1回でもいいし、2日に1回でもいい。気づいた時に思い出して塗る、それで十分だ。「続ける=途切れたら終わり」じゃなくて、「やめずに戻ってくる」ことを続ける、そう捉え直したら一気にハードルが下がった。失敗も脱落もなくなる。あるのは「今日はやった」「今日はやらなかった」だけ。これだけで気持ちはだいぶ楽になる。スキンケアを“習慣”にしようとするから重くなる。40代・50代には「思い出したらやる行動」くらいがちょうどいい。
これね、実は肌のことだけじゃないんですよ。
運動、そう。う・ん・ど・う ですよ。
中高年に一番ささやかれるやつw
ま、これについてはまた改めて書くことにする。
俺が考える「続いてる判定ライン」
ここまで書いてきて、俺の中でひとつハッキリした基準がある。それが「これは続いてると判定していいだろ」っていうラインだ。まず大前提として、毎日やってるかどうかは一切関係ない。世間の「毎日欠かさず」ってやつ、あれを基準にすると俺たちは全員脱落するじゃないのw
俺の判定ラインは単純で、週に1回でもやってたらOKだし、2〜3日サボってても、また戻ってきたらOK。気になった時に思い出して塗れたら、それで十分だ。逆に言えば「完全に何もしなくなる」までは負けじゃないよねってことにしちゃう。
1週間空いた? あるある。10日空いた? 普通。でもそこで「まあ今日は塗っとくか」って戻れたなら、それは続いてる。40代50代の生活って、毎日きっちり何かを積み上げられる前提じゃないし、仕事や体力を考えたら、むしろその前提のほうが無理がある。
大事なのは「ゼロに戻らないこと」だと思ってる。一回でも塗った経験があるならスタートは切れてる。間が空いても、また戻ってくればいい。これを“続いてない”って言うなら、運動も筋トレもダイエットも、世の中のほとんどが続いてないことになる。そんな判定、意味ないじゃん~。
俺は「ゼロじゃなければ前進」でいい。昨日やってなくても、今日やったなら前進。今日やらなくても、来週やったなら前進。スキンケアは修行じゃないし、努力を証明する大会でもない。不快を少し減らすための行動なんだから、判定基準は甘くていい。むしろ、このくらい甘くしないと、俺たち?(誰?)は続かない。
そもそもスキンケアで何を目指してるのか
朝、顔が突っ張らない。風に当たってヒリヒリしない。夕方になっても「なんかかゆいな」と気にならない。夜、布団に入ってから肌のことを考えずに済む。
これだけで十分だと思ってる。
俺はプラスを積み上げたいんじゃない。マイナスを少し減らしたいだけだ。
スキンケアの記事って、どうしても「こうすれば良くなる」「これを使えば変わる」って方向に話が行きがちだけど、俺にとっては逆だ。「何もしないよりマシかどうか」「今日の不快が一段階下がるかどうか」だ。
だから、劇的な変化がなくてもいいし、周りから何か言われなくてもいい。自分だけが「あ、今日は楽だな」と思えれば、それで勝ちってことでw。
40代・50代になると、体も肌も正直になる。無理したら文句を言うし、雑に扱えばちゃんと不調として返ってくる。だったら、完璧に管理しようとするより、文句を言われないラインで付き合ったほうが楽だよね。
俺にとってスキンケアは、美容じゃない。努力でも意識高い行動でもない。ただの応急処置であり、生活を快適にするための小道具だと思う。
それくらいの位置づけにしておいたほうが、結果的に一番続く。続いた結果として「前よりマシ」が残るなら、それでいいじゃん?
じゃあ、めんどくさいおっさんはまず何をすればいいか
結論から言うと、やることは一つだけでいい。何でもいいから、風呂上がりに塗る。
これ以上でも、これ以下でもない。
いきなり化粧水だ、乳液だ、美容液だ、順番だ、朝晩だ、なんて考えなくていい。どうせ面倒になるし、情報を集め始めた時点で詰む。40代・50代のスキンケアは「正しさ」より「生き残り」が最優先だ。
何を塗るかも、正直そこまで重要じゃない。家にあるボディミルクでもいいし、安い化粧水でもいい。ドラッグストアで千円しないやつで十分だ。麗白のハトムギ系とか、昔からある定番のでいい。高いものを選ぶと、使う量をケチり始めて、だいたい続かない。
やるタイミングもシンプルでいい。風呂から出て、タオルで拭いたあと、まだ完全に乾ききる前に塗る。ただそれだけ。顔でも、体でも、気になるところだけでいい。全身完璧にやろうとしないこと。今日気になった場所だけでOK。
ポイントは「2〜3日続けてみる」こと。1回塗って劇的に変わるとは思わなくていい。俺もそんなことは一度もなかった。でも、2日、3日と続けると、「あ、昨日よりマシかも」「前より気にならないな」って瞬間が来る。そこまで行ければ勝ちだ。
途中でサボってもいい。忘れてもいい。「毎日できなかった」って自分を責める必要はない。思い出した日にまた塗れば、それで続いてる。やめないことだけを目標にする。
スキンケアを始める、って構えなくていい。
風呂上がりに、ついでに塗る。
そのレベルで十分だ。
めんどくさいおっさんが最初にやるべきことは、努力じゃない。決意でもない。
「まあ、これくらいならやってもいいか」って思える行動を一つ作ること。
それができたら、もうスタートは切れてる。
実際、俺は顔だけじゃなくて、かかとや体のガサガサも同じ考え方で対処してる👇
毎日できなくても、やめなければ負けじゃない
スキンケアが続かない一番の原因って、結局これだと思う。「毎日できなかった=失敗」って、自分で判定しちゃうことだよね。1日サボると「続かなかったな」って気分になる。すると次の日もやらない。その次もやらない。気づけば「やっぱ俺には無理だった」で終了。これ、やめたって決めたわけでもないのに、勝手に負け判定してるだけだと思う。
仕事も忙しいし、疲れてる日もある。風呂入ったらもう動けない日もあるし、スマホ見てるうちに寝落ちする夜だって普通にあるよね。40代・50代で、それがない方がむしろ珍しいと思う。そんな中で「毎日できなかった自分」にダメ出しして全部投げ出すのは、正直もったいない。
俺は考え方を変えた。できなかった日はノーカウント。できた日だけを拾う。昨日やらなかった?それはそれ。今日やった?それでいい。3日空いた?別にいい。思い出して戻ってきた?それはもう続いてるでいいと思う。
大事なのは、毎日やることじゃなくて、完全にやめないこと。ゼロに戻らないことだよね。一度でも塗ったことがあるなら、スキンケアはもう始まってる。あとは気が向いた時に戻ってくればいい。戻ってくる場所を自分で消さなければ、それは負けじゃないと思う。
毎日できなくてもいいし、上手くやれなくてもいい。雑でも、抜けだらけでもいい。「またやろうかな」と思えた時にやればいい。その一回が積み重なって、気づいたら「前よりマシ」になってることも多い。
スキンケアは努力競争じゃないし、根性を試すイベントでもない。生活をちょっと楽にするための、ゆるい対処法だと思う。だから自分に厳しい判定はいらない。やめなければ、それで勝ちだよね。
まとめ|スキンケアは努力じゃなく応急処置
ここまで色々書いてきたけど、言いたいことは実はそんなに多くない。40代・50代のスキンケアって、「きれいになろう」とか「若返ろう」とか、そういう話じゃないと思う。俺たちが欲しいのは、朝の突っ張りがないこと、夕方にかゆみを気にしなくて済むこと、夜に布団の中で肌のことを考えなくていいこと。ただそれだけだよね。
世の中のスキンケア情報って、どうしてもハードルを上げがちだ。毎日やれ、順番を守れ、ちゃんと続けろ。でも正直、それが一番めんどくさい原因になってると思う。できなかった日はダメ、サボったら終わり。そんな判定を自分にしてたら、そりゃ続かない。
だから俺は、スキンケアを「努力」じゃなくて「応急処置」だと考えることにした。かゆい、突っ張る、不快だなと思ったら、何か塗る。それで少し楽になるならそれでOK。劇的に変わらなくてもいいし、毎日できなくても問題ない。思い出した時に戻ってくれば、それはもう続いてると思う。
特に今まで何もしてこなかったおっさんなら、まずは本当に何でもいい。高い化粧水じゃなくていいし、ボディミルクでもワセリンでもいい。風呂上がりに塗る。それを2〜3日続けてみる。そこから「ちょっと楽だな」って思えたら、それが正解だ。
スキンケアで大事なのは、完璧さじゃないし、継続日数でもない。「今日の不快が一段階下がったかどうか」それだけ。プラスを積み上げなくていい。マイナスを少し減らせたなら、今日は勝ちだよね。
頑張らなくていいし、意識高くならなくていい。やめなければ負けじゃない。戻ってくれば続いてる。それくらいの距離感で付き合ったほうが、40代・50代の肌とはうまくやっていけると思う。




